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真庭市のお知らせ
令和6年度 真庭市地域おこし協力隊を6名募集!ミッション型・提案型
岡山県真庭市では、地域おこし協力隊を6名募集中です。
自分のスキルや希望するテーマに取り組めるよう「ミッション型」と「提案型」の2種類の協力隊を募集します。
この記事では、今回の募集内容や真庭市地域おこし協力隊の特徴、現役・OBOG隊員の活動内容を紹介しています。
「地域をフィールドに自分のスキルを活かしたい」「地方での起業を目指している」という方は、ぜひご一読ください。
地域おこし協力隊とは
地域おこし協力隊とは、都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、特産品開発や農林水産業への従事、住民支援などの"地域協力活動"を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みです。
隊員を任命するのは地方自治体であり、活動内容や条件、待遇は募集自治体によってさまざま。
任期は概ね1年〜3年です。
真庭市の地域おこし協力隊は平成25年からスタートし、令和6年4月1日現在までに32名の隊員を委嘱。
現在は6名の隊員が個人の能力やスキルを活かし、市内各地でさまざまな活動を行っています。
また、7割以上の隊員が任期終了後に真庭市に定住するという、高い定着率を誇ります。
令和6年度の真庭市の募集テーマ
今年度真庭市が募集する地域おこし協力隊は、ミッション型と提案型の2種類です。
それぞれの内容を紹介します。
テーマ①ミッション型
地域や行政が抱えている課題の解決を「ミッション」として取り組みます。
あなたらしい新しい視点や能力、スキルを掛け合わせて、ミッションクリアを目指しましょう。
<今回のミッション一覧>
①コミュニティマネージャー(募集要項)
シェアオフィス蒜山ひとときを拠点に、蒜山地域のコミュニティ運営に取り組んでいただきます。
②蒜山自然再生協議会 事務局(募集要項)
蒜山の自然再生活動に伴走し、資金獲得の仕組みづくりや情報発信に取り組んでいただきます。
③真庭森林組合 フォレストプランナー(募集要項)
「山林の経営計画づくり」スキルを身につけながら、将来の真庭森林組合の中核を担っていく人材を募集します。
④真庭観光局の観光プロモーター(募集要項)
これからの時代に求められる観光の中核を担う専門的な経験・スキルを持つ人材を募集します。
テーマ②提案型
「真庭でこんなことがやってみたい」というアイデアを後押しする「提案型」。
取り組みたいテーマは自由。
そのテーマに合う地域へ入って、あなたらしい活動をしてください。
<活動開始の流れ>
①やってみたいことを提案
②その提案に合うエリアや人物とマッチング
③活動開始
※マッチングはこちらで準備するので、マッチング後の活動開始がスムーズです。
真庭市地域おこし協力隊の特徴
真庭市の地域おこし協力隊を3つ紹介します。
特徴①月に2回のミーティングで隊員同士のつながりを強化している
真庭市地域おこし協力隊では、月に2回、全隊員が集まる「協力隊会議」を行っています。
主に活動の進捗共有や、活動の中で生じる課題・悩みの相談をしています。
また、現役隊員以外に「協力隊OBOG」「行政」「真庭市交流定住センタースタッフ」と、さまざまな人が参加するのも特徴。
関係者が一体となって地域の課題に取り組めるような関係性を構築できるようにしています。
特徴②活動拠点がある
真庭市では、真庭市交流定住センターが地域おこし協力隊の活動拠点となっています。
そして、行政・現役隊員・協力隊OBOG・市内地域づくり関係者など、幅広い連携や協力体制を構築しています。
前述の協力隊会議と合わせて、
・スタンドプレーは行わない
・孤立させない
・隊員の人生を応援する
をモットーに、関係者一丸となって地域の課題に挑んでいます。
特徴③公務員として採用される
真庭市では、市役所の会計年度任用職員(公務員)として地域おこし協力隊を採用します。
そのため、福利厚生が充実しているのがメリット。
まずは真庭市での暮らしを安定させて、安心して活動に取り組めるようにしています。
関連リンク:真庭市地域おこし協力隊の特徴や活動事例、任期終了後について紹介
真庭市地域おこし協力隊の活動紹介
ここで、現役隊員とOB隊員の活動を紹介します。
活動例①千布(ちぶ)さん
真庭市北部の蒜山高原で、草原や湿地などの自然保全活動に関わる千布さん。
蒜山の自然資源を活用して経済的価値を生み出し、その利益を自然保全活動に還元する仕組みづくりに取り組んでいます。
例えば、草原の山焼きを持続的なものにするために、草原で採取できる茅の出荷販売を支援。
また、年間を通して発生する草原の保全活動をイベント化し、多くの人が自然に触れ合えるきっかけを作っています。
リンク:蒜山自然再生協議会
活動例②石橋さん
マンガやアニメの"オタク"である石橋さんは、湯原温泉近くにある「ふるいち二川マンガ館」の運営サポートをしています。
「ふるいち二川マンガ館」は、廃校となった旧二川小学校を活用した施設。
寄贈された10万冊のマンガの活用を思案していたところ、石橋さんとマッチングしました。
現在はオタク文化を活かしたイベントの開催や情報発信に取り組んでいます。
活動例③池田さん
東京から移住して協力隊に着任した池田さん。
映像プロダクションでの経験を活かし、映像コンテンツを使って真庭市をPRする活動に取り組んでいました。
現在は協力隊を卒業しましたが、真庭市で暮らしながら、任期中に培った人のつながりを活かし、映像を使ったシティプロモーションなどに取り組んでいます。
池田さんが制作に関わった動画の一例:Maniwa852PV(まにわ発酵's)
募集要項・お問い合わせ
最後に、詳しい募集内容やお問い合わせ先を紹介します。
求める人物像
「連携による公益性のある活動」の推進は、一方的な思想や価値観に留まっていては実現できないと考えます。
そのため、能力やスキル、地域おこしへの意欲はもちろんですが、以下のような人を求めます。
・人の話に耳を傾けられる人
・柔軟な思考を持つ人
・コミュニケーション能力に長けた人
・地域に入ることのできる人
募集人数
6名程度
対象
(1)概ね20歳以上40歳以下の方(性別は問いません)
(2)心身ともに健康で誠実に勤務できる方
(3)過疎・山村・離島・半島地域以外の都市地域に生活の拠点がある方で、真庭市に住民票を置くことのできる方
(4)真庭市に1年以上の滞在を予定する方
(5)地域の活性化に意欲があり、地域が抱える課題の解決に積極的に取り組むことができる方
(6)普通自動車免許証を所有している方
(7)パソコンの操作ができる方
(8)地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方
雇用形態・期間
(1)隊員の身分は真庭市会計年度任用職員とし、地方公務員法に基づき委嘱します。
(2)雇用期間は1年とし、面談及び人事評価により、最長3年間まで更新できるものとします。
勤務条件
(1)報酬等
報酬月額193,000円
期末手当あり(初年度、2年目以降で異なります)
通勤手当あり(住居によって異なります)
(2)勤務時間等
勤務時間は休憩1時間を含めた7時間勤務とし、午前9時から午後5時を基本に活動内容等に応じた変動制とし、週5日間(35時間)勤務とします。
(3)活動費
報酬とは別に、活動経費を用意します。活動経費は隊員からの事前相談や申請により審査の上支出します。
①生活拠点として家賃をひと月30,000円まで負担します。
②携帯電話等の通信費としてひと月2,000円まで負担します。
③活動に要する自家用車借り上げ料として、1キロあたり30円を負担します。
④その他、活動に要する旅費、消耗品等を負担します。
(4)待遇・福利厚生
①住居及び車両は隊員自身に探していただき、個人での契約とします。
②転居にかかる費用、生活備品、光熱水費は個人負担とします。
③敷金、礼金は10万円までは市が負担し、それを超える部分は個人負担とします。
④社会保険、厚生年金、雇用保険に加入していただきます。
選考方法
(1)1次選考【書類選考】及び面談
提出書類は以下のとおりです。
・真庭市「地域おこし協力隊」応募用紙
・住民票
※人物像を深く知るため、制度説明等を含めた面談を事前に実施しています。
(2)2次選考【面接】
1次選考合格者は2次選考を実施します。日時及び場所については別途通知します。
(3)真庭市地域おこし協力隊の決定
2次選考により真庭市地域おこし協力隊員の候補を決定し、委嘱年月日等については、応募者と市で協議のうえ決定します。
その他詳細は、真庭市地域みらい創生課までお問い合わせください。
お問い合わせ
真庭市地域みらい創生課
住所:岡山県真庭市久世2927-2
TEL:0867-42-1179
FAX:0867-42-1353
関連リンク
・真庭市地域おこし協力隊ホームページ・Facebook
・定着率7割!市役所担当者と現役隊員に聞く、岡山県の真庭市地域おこし協力隊の特徴に迫る
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