移住へのステップ
移住を考えているけれど、「何から始めたらいいのか分からない」「情報がたくさんありすぎてよく分からない」といった声もよく聞かれます。
移住は、引っ越しとは違う、まさに人生のシフトチェンジ。
それぞれ準備することなどは異なりますが、ここではまずは基本的なステップをご紹介します。
迷ったときは、お気軽に移住相談窓口にご相談ください。相談員が皆さまのご希望をお伺いしながらサポートします!
移住は「手段」。移住が「目的」にならないように注意!
まずはなぜ移住したいのか目的を明確にしましょう。
自分の中の優先順位を考えてみると整理がしやすいかもしれません。
家族 仕事 趣味 etc.
次に、どんな風に暮らしたいのか、移住先での暮らしを具体的にイメージして、ビジョンを描いていきましょう。
- のびのび子育て、地域で新しいこと(起業、就農等)に挑戦、ゆったり田舎ぐらし...
- 共感できる先輩移住者の体験談を参考にするのもGOOD!
移住の5W1H
迷ったら整理してみよう!
- Why...なぜ移住したい?
- Where...どんな所に移住したい?
- When...いつ移住したい?
- Who...誰と移住したい?
- What...移住して何をしたい?
- How...どのように移住先で暮らす?
パートナーや家族の協力なくして移住は実現しません。
それぞれの視点で意見を出し合うことで、現実的な課題や移住先の条件などが見えてきます。
暮らしのイメージを共有しながら、じっくりと話し合いましょう。
譲れるところと譲れないところを具体的に考えながら、自分なりの条件をリストアップしてみましょう。
迷ったら、「目的」に立ち返ることも大切です。
住みたい地域の情報(仕事、気候、交通事情、買い物、学校、病院等)を収集しましょう。
県や市町村が主催しているセミナーに参加して先輩移住者の体験談を聞いたり、相談会に参加したりして「人」とのつながりをつくるのもオススメです。
また、移住相談窓口では、電話やメール、オンラインによる相談もできるので、ぜひお気軽にご相談ください!
できれば季節を変えて何度か訪問しておくと実際の暮らしをイメージしやすくなります。
市町村によっては、移住コンシェルジュが現地を案内してくれたり、「お試し住宅」や移住体験ツアーが利用できたりします。
また、移住相談窓口で地域のキーパーソンや先輩移住者を紹介してもらい、良い点・不便な点などいろいろな話を聞いたり、頼れる知り合いを増やしたりしておくと心強いです。
仕事が優先か、住む場所が優先かによって順番は前後することがありますが、転職するのか、テレワークで転職せずに移住するのか、起業するのかなど、ライフスタイルに合わせて考えてみましょう。
県が運営する「おかやま就職応援センター」の専任コーディネーターや、農業や林業を始めたい方向けの相談窓口などもぜひご利用ください。
賃貸、購入、新築のどれにするのかなど、自分の条件に合った住まいを探しましょう。
空き家情報を検索できる「岡山県空き家情報流通システム」や、不動産関連団体が合同で運営する「住まいる岡山」でも住まいの情報を提供しています。
空き家の改修支援制度を設けている市町村もあります。
移住先が決まったら、引っ越しや住まいに係る費用、車が必要な場合はその費用など、必要経費をよく確認しておきましょう。
学校の転出・転入手続きなど、必要な手続きと併せてリストアップし、準備を進めていきましょう。制服を採用している小学校が多いので、確認を忘れずに。
ようこそ晴れの国へいよいよ晴れの国ぐらしがスタート!!
地域の自治会や近所に引っ越しの挨拶に行っておくとスムーズに地域に溶け込めます。
また、先輩移住者の皆さんからは、地元の行事などに積極的に参加したり、コワーキングスペースや気になるお店に行って知り合いをつくったりしたという体験談もよく聞かれます。